沿革

建材から鉄鋼へ、グローバルな
マーケットを視野に入れ
大胆な発想と確かな戦略で
全国展開を進めた75年。

1949 / 08

大分県大分市に株式会社小野建材社設立

建材卸売業としてスタート

小野建の創業は大正15年。トタン板やセメントといった金物商としてのスタートでした。それから十数年、個人商店として長年培った実績と信頼をベースに、セメント、金物、土木建築資材の販売を目的として、創業の地・大分に株式会社小野建材社を設立しました。
資本金は100万円。戦後復興の槌音が響くなか、小野建材社が提供する建築資材は、住宅建設をはじめ、さまざまなシーンで人々の生活復興を助けました。

1955 / 08

建設用機械類の販売を開始

1957 / 02

商号を小野建株式会社に変更

当時の大分本店

1957 / 08

小倉支店開設 鉄鋼商品の販売を本格化

第一の転機:
鉄鋼商品への進出

  • 小倉支店
  • 福岡支店

「もはや戦後ではない」といわれた昭和30年代前半。街は新しいビルの建設ラッシュに沸き、造船所からは次々に新しい船が進水し、産業のコメ・鉄の需要が急激に高まっていました。そんななか、小野建は鉄の街・北九州の一角に支店を開設。鉄鋼商品の販売に本格的に取り組み始めました。
当時、北九州には鉄鋼を扱う商社がすでに数多く存在しており、小野建は大きく後れをとってのスタートでした。そこで当初は発生品、いわば「鉄のアウトレット商品」から取扱を開始し、鋼材1本、切板1枚といった小口注文にもきめ細かく対応。
こうした「顧客第一の姿勢」で着実に信頼を築きながら、鋼板類から条鋼類、さらには丸鋼類と、取扱商品の幅を広げ、今に続く事業基盤を固めていきました。

1966 / 12

熊本支店を開設

1970 / 06

広島支店開設

1974 / 08

福岡営業所(現福岡支店)を開設

1975 / 09

長崎営業所(現長崎支店)を開設

1983 / 08

大阪営業所(現大阪支店)を開設

第二の転機:
業界に先駆けて鉄鋼商品の輸入取扱

  • 大阪支店

小野建の第二の転機は、大阪進出を機に開始した鉄鋼商品の輸入取扱でした。当時は国内メーカーが強力な生産体制を整えており、供給量も十分。
輸入は業界のタブーとされていましたが、小野建は業界に先駆けて鉄鋼商品の輸入に取り組み、台湾、中国を足がかりに東欧、オーストラリア、南米と、世界中に鋼材調達のネットワークを構築しました。こうした海外ネットワークを含め、現在では鉄鋼商品の仕入先は2500社以上にのぼります。
業界のタブーも今は昔、鉄はいまや国際相場商品。状況に応じて世界でもっとも安い鋼材を提供できる小野建ならではの柔軟な供給体制は、このときの先見の明がもたらしました。

1994 / 11

日本証券業協会に株式を店頭登録

1995 / 10

東京事務所(現東京支店)を開設

第三の転機:
全国ブランドへの挑戦

  • 東京支店

ユーザーニーズにきめ細かく応えながら、新たなチャレンジを重ねてきた小野建。その第三の転機は、東日本への進出です。
大消費地を控える首都圏を核とする東日本においては、大口取引が主流。これに対して小野建は、大型ストックヤードを背景に大口小口と問わずきめ細かく需要に対応する「スーパーマーケット型」の事業展開を確立しています。
この「九州スタイル」で全国ブランドをめざすのが、現在の小野建のチャレンジ。2001年には国内最大級の浦安センターも完成し、小野建の「第三の挑戦」は着実な成果をあげています。

1999 / 01

大阪証券取引所、福岡証券取引所に上場

2002 / 08

西日本スチールセンター(株)を連結子会社化

2003 / 12

東京証券取引所市場第二部に上場

東京証券取引所に表示された電光掲示板

2004 / 09

沖縄営業所(現小野建沖縄株式会社)を開設

2005 / 03

東京証券取引所市場第一部に指定

東京証券取引所市場第一部に指定

2005 / 08

仙台営業所(現仙台支店)を開設

2008 / 03

横浜鋼業株式会社(大阪市)を連結子会社化

2009 / 06

三協則武鋼業株式会社(現大阪府堺市)を連結子会社化

2010 / 09

小野建沖縄株式会社を設立

2015 / 01

第四の転機:
さらなる利便性の向上の為、鉄鋼商品の加工設備拡充

上場後、営業拠点の新設や物流センターの拡張などを進める中で迎えた第四の転機は、加工設備の拡充です。
お客様が人手不足や高齢化などの課題に直面する中で、鉄鋼商品の素材販売に加えて加工後の商品納入ニーズの高まりを捉え、加工設備の拡充を一気に推し進めてきました。一次加工を小野建が行うことにより、お客様がスムーズに次の工程に入ることができ、お客様の作業効率アップに貢献しています。
今後も順次、全国物流センターの新増設、付加価値の高い加工機械の導入を進め、多様なお客様のニーズに応えられる体制の構築に取り組んでいきます。

2019 / 10

森田鋼材株式会社を子会社化

2022 / 04

東京証券取引所「プライム市場」に移行

2022 / 11

株式会社ヤマサを連結子会社化

2023 / 07

興永鋼材株式会社(現小野建スチール株式会社)を連結子会社化

2024 / 02

鉄鋼卸売事業等を譲り受け大林商会株式会社の事業開始

2024 / 03

マツオメタル株式会社を子会社化
森田鋼材株式会社が三豊鋼業株式会社を子会社化(当社の孫会社化)

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